
アニメってこんなに豊かな世界だったんだ…。
TVや映画館ではなかなか観る事ができない、アーティスティックで作家性に溢れた短編アニメーションの数々を、温泉や美味しい食事と共に堪能できる、『潮騒の湯』と『ASIFA-JAPAN』のコラボによるちょっと変わった上映会&トーク&ワークショップ。
2025年11月29日(土)
15:00開場/15:30開演(20:00終了予定)
潮騒の湯
〒311-1311 茨城県東茨城郡大洗町大貫256-25
[交通アクセス]https://siosai.jp/contents/06access.html
※参加費無料。会場を提供してくださった潮騒の湯への協力として、できればワンドリンクご注文下さい(必須ではありません)。
■講師
大西宏志(ASIFA-JAPAN会長/京都芸術大学 大学院教授)
西本企良(ASIFA-JAPAN理事/武蔵野美術大学 名誉教授)
■ゲスト
比留間未桜(アニメーション作家、漫画家、イラストレーター)
■司会
杉山 潔(ASIFA-JAPAN会員/映像プロデューサー)


『ASIFA』はアニメーション芸術を通じて世界の友好と平和の掛け橋となることを願って設立された世界で唯一の歴史ある国際の協会で、東西冷戦のさなかの1960年に誕生しました。「アニメーションに関わる全ての人々が国際的に協力し合い、アイディアや経験や情報を自由に交換することにより、アニメーション芸術がより豊かになり、大きく発展することができる。また、国や言語を超えた人類共通のメディアであるアニメーションは、平和および全ての人々の相互理解を深めるのに役立つことができる」という理念を掲げて活動している非営利の団体です。
『ASIFA-JAPAN』はその日本支部として、木下蓮三、クリヨウジ、薮下泰次、手塚治虫、持永只仁、川本喜八郎らを始めとする22名のアニメーション関係者によって1981年に設立されました。「広島国際アニメーションフェスティバル」(1985~2020年)の共同開催や「国際アニメーションデー」(2005年より毎年)の実施など、アニメーション芸術の振興と国際的な交流を促進するために活動しています。多くの優れた作家、研究者、教育者、批評家、技術者、製作者、配給者、ジャーナリストらが所属し、ASIFA支部の中でも最も活発に活動している支部の一つとして世界から注目されています。
10月28日は、フランスのエミール・レイノー(Emile Reynaud 1844 – 1918)が、1892年にパリのグレヴァン博物館にて、自ら発明したテアトル・オプティック(視覚劇場)を用いて世界で初めてアニメーションを一般公開した日と言われています。
国際アニメーションフィルム協会(ASIFA、本部:フランス・アヌシー市)は、アニメーション芸術の普及と発展を目的として、 この記念すべき 10月28日を“国際アニメーションデー(IAD)”と定めました。 2002年から、各国のASIFA支部を中心に、毎年10月28日およびその前後の期間で、アニメーションの上映や関連の催しを世界中で“同時に”行ない、お祝いをしています。
日本でも2005年から、ASIFA日本支部(ASIFA-JAPAN)が主体となってこの企画に参加しており、今年は、京都(11/9)、あつぎ(11/11)、大阪南河内(11/13)、土師ノ里(11/15)、あべの(11/22)、大洗(11/29)の6ヶ所で実施します。
「大洗でアニメ」というと、まず連想されるのは『ガールズ&パンツァー』。でも、ひと口でアニメーションと言っても、そのジャンルは驚くほど多岐にわたり、広大で豊かな表現媒体です。特に短編アニメーションのジャンルでは、世界中で芸術性や作家性に溢れた数多くの作品が作られています。日本でも、TVや映画館ではなかなか視る事のできない数多くの優れた短編作品が制作されています。公式ポスターをデザインしたLucija Mrzljakさん(クロアチア、ASIFA会員)も、そうした作家のお一人です。

国際アニメーションフィルム協会 日本支部(ASIFA-JAPAN)
問い合わせ(メール):info@asifa.jp
後援:(一社)大洗観光協会
協力:潮騒の湯、曲がり松応援団、KGO
ポスターデザイン:Lucija Mrzljak
大洗版ポスターデザイン:大洗観光協会
記事投稿日:2025年11月13日
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